昨日、一昨日の大幅上昇や、明日のオプションSQ、
明日夜の米国雇用統計などを控えて、小動きとなりました。
いままででしたら、売り物に押される状況だったはずですが、
値持ちはよくなっている感じですね。
82円台に進んでしまったドル/円は嫌気されて、寄付きは、9650円と
前日比マイナスからのスタート。
ですが、日銀の金融緩和政策から、しっかりとした動きとなり、
ジリ高の展開へ。
前場中頃には、昨日高値の9700円をクリアして9730円まで
値を上げる場面がありました。
さすがにここから上値を追うには、本日は材料不足。
明日のOPSQへの思惑もあり、9700円を挟んでの値動きのまま、
前場の取引を終えました。
後場になると、9710円と前場レベルでのスタートの後は、
買い材料の無い中で、売り物がちとなり、9650円と前場安値まで値を崩しますが、
売り込む動きも限定的で、ここからは値を戻し、
9690円と前日比-10円で本日の取引を終えました。
米国市場も小動きで、ここまでの大幅上昇の反動もあり、
新規材料も無いなか、底堅く推移というところでしょうか。
82円台の為替が影響して、輸出関連銘柄は冴えない状態のものが
多く、トヨタ、ホンダは前日レベル。キャノン、ソニー、パナソニック
などは、マイナス圏に沈んでいます。
銀行株は小幅ながら、みずほ、三菱UFJ、三井住友となんとかプラス圏を
キープ。
本日も昨日同様に不動産株がしっかりとなり、業種別では、3位。
野村不動産、三井不動産、三菱地所などが買われています。
証券株も値を上げるものが多く、野村、大和証券、
増資価格の決まったマネックスなどが買われました。
その他目立ったところでは、新生銀行、冶金工、航空電子、三晃金属など
がランキングの上位に、イオン、コジマ、ABCマートなども小売業も上位
に顔を出しています。
明日は、3連休前ですので、様子見気分が強く、若干売りものがちとなる
のかもしれませんが、下がったところは買いで良いかもしれませんね。
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