介入？効果は？

[映画ずきのしんちゃんさん]

30日の日経平均は9369.35（-190.03）　転換線9536を下抜け、雲の下限9334の近辺、基準線9250上、ボリンジャーはプラスσを切り込んだ。MACD　RCI　は下降。持ち合いを下に抜けてしまった。RCIからみると、これからかなりの間下降圧力がかかる。基準線9250を守れるかどうかが一つのめどだろう。

ダウは10788.05（-47.23）雲、基準線、転換線10726の上、ボリンジャーはプラスσ上　MACDは上昇、RCIは下落し始めている。まだ上昇基調を保っているが、上値が重く、上下にふれており、高値波乱の様相。RCIからみると、そろそろ上昇一服で下に振れそうな気配である。

ドル円は83.48雲、基準線、転換線の下、ボリンジャーはマイナスσ83.02に接近、MACD　RCIは下降。円高基調で、バンドが下に広がりつつあり、円高圧力が高まっている。８３を切るところで介入があるか、どれくらい効果があるかが問題。あまり効果がないと、円高圧力が一気に高まりかねない。

アメリカの失業保険申請件数は予想以上に減少しており、アメリカの経済はなんとか回復を続けているという状況のようだ。だが、ダウは緩和期待であげてきていることから、若干の経済指標の改善では、上値を追う力は乏しいようだ。むしろ、チャートからはいったん調整する気配となりそうな印象だ。日本は、為替いかんで、調整の幅は大きくなるかもしれない。