介入期待の剥落から、売り仕掛けに押されて、
大きく値を崩した一日となりました。
後場になると、9500円でのスタートから、9520円を付ける場面が
ありましたが、介入が無いと見た売り仕掛けから、一気に値を崩し、
9450円まで落とされます。
その後は、このレベルでの一進一退となりましたが、終盤になり、
再度介入は無しとの見方から、円高も進み、同時に、仕掛け売りが
入ります。とうとう、9400円を割り込み、大引けまで売られ続けて、
9360円と9400円を割り込んで本日の取引を終えました。
完全に、政府・日銀の動きを見透かされている動きとなりました。
昨日、4-9月期の赤字転落を発表した任天堂は、-2150円と大幅安、
増資発表の東京電力も-69円と売り物に押されて、その他電力株も
軒並み安となっています。
整理ポスト入りの武富士は6円で寄付き、7円-4円の状態での取引
となっています。
為替については、92円台では介入というコンセンサスもあり、
この辺りではという雰囲気ですが、株は米国市場次第となってきます。
米国市場も、売りモードとなると、下押しの雰囲気となってきますね。
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