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戻り一服か

お休み前の日経平均は9566.32(-35.79) 基準線、転換線の上だが、雲の上限で跳ね返された形。ボリンジャーはプラスσ上、MACDは上昇、RCIは天井。この水準で下降する遅行線が雲の下限と衝突、上昇する転換線が雲の下限と衝突しており、週足も雲の下限のすぐ上にあり、短中期の節目となっている。 

ダウは10662.42(-76.89)雲、基準線、転換線10618の上、ボリンジャーはプラスσ上、MACDは上昇、RCIは天井。週足も転換線、基準線の上を維持しており、まだ一応上昇基調を保っているが頭が重くなっている。

ドル円は84.40雲、転換線の上だが基準線84.40の真上、遅行線はちょうと日々線と衝突、ボリンジャーはTPのすぐ上、MACD RCIは上昇しているが頭を丸めている。週足は転換線85.48を超えられずに下落している。短期の節目ー日足基準線を切りそうになっており、介入による上昇は結局中期の節目ー週足基準線88には届かずに下落を始めている。現在の水準を切ると、円高方向への勢いがつき、再び介入水準を試す展開になりそうだ。

アメリカは住宅指標がよかったものの、失業保険申請件数が増加して、下落。なお短中期の上昇基調は保っているが、経済指標に一喜一憂している状況。悪い指標がでてくると目先の上昇局面が一服する可能性がある。為替もドルを買う動きが一巡して再び円高になりそうになっており、日経平均は目先の上昇基調、中期の戻りの動きを維持できるかどうか、微妙な状況になってきている。とはいえ、斑模様ながらアメリカの景気回復はゆっくりと進みつつあり、ダウが中期的な節目を割って腰折してくる可能性は乏しいと思われる。

 見通しが難しいのは尖閣諸島をめぐる中国と日本の関係だ。中国の強硬姿勢には、普天間問題をめぐる日米の間の軋轢と日本の世論の動向をみて、民主党政権を揺さぶり、日米に楔を打ち込むという戦略にもとづく威力偵察的な思惑が働いているとも思われる。しかし経済成長とならぶ中国政権の正当性の柱であるナショナリズムに火がつくと、当初の見込みや経済的な実利の計算を超えた紛争に発展してしまう可能性もないとはいえない。東アジアに緊張が高まると為替の構図などに大きな変動を来す可能性も存在し、日米中の綱引きは気をつけて見ておく必要がある。
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