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為替が安定すれば

17日の日経平均は9626.09(+116.59) 雲の中で雲の上限9658のすぐ下、基準線、転換線の上、遅行線が日々線を突破、ボリンジャーはプラス2σ上、バンドが広がりつつあり、MACD RCIは上昇。目先は上昇基調、上昇の勢いも強く、遅行線も節目である日々線を突破してきている。雲の上限9658を上に抜けられるかどうか、が次の節目になるが今のところ勢いはある。週足は雲の中、週足転換線上、週足MACD週足RCIは上昇だが、週足基準線のはるか下にありまだ基調の転換には至っていない。しかし週足ボリンジャーはプラスσを越してきたので、中期も雲の下限にそって下値を切り上げてゆくことは期待させる形になっている.

ダウは10607.85(+13.02)雲上、基準線、転換線の上で順のパターン。ボリンジャーはプラスσの上でバンドは広がっている。MACDは上昇、RCIは天井に張り付いている。目先の上昇基調はつづいている。週足も基準線の上を確保。

ドル円は85.86雲の下、基準線、転換線の上、遅行線は日々線と衝突し、ボリンジャーはプラスσ上 マイナスσ MACD RCIは上昇。目先は上昇基調だが、遅行線が重要な節目に来ており、抜けられるかどうか、注目だ.週足は85.48の転換線をようやく少し超えてきたが、まだ転換線の攻防で、買い戻しの範囲を大きく超えていない。目先はドル上昇基調ではあるが節目に来ており、中期の方は買戻の節目の攻防。この水準をきちんとこえられれば週足基準線88円あたりまでは上昇する可能性もでてくるが中期の基調転換には相当な距離がある。


どうやら介入は85円水準でとまったようだが、たまっていた売りポジションの整理が続くと、需給バランスから90円近辺まで一時戻すかもしれないとも言われている。事実均衡表でも、現在の水準ー週足転換線を上に大きく抜けると次は週足の基準線88円あたりまでは戻す可能性も示されている。ただアメリカの失業保険申請者数は予想以上に減少しているということで、一層の金融緩和は遠のいているようにもみえるが、不調がつづいている住宅指標が来週次々にでるため、指標が悪ければアメリカの金利が低下、日米金利差から改めて円高圧力がかかってくる可能性もゼロではなく、まだ現在の水準での攻防がしばらく続きそうだ。だが為替がこの水準で安定するということであれば、東京の株は、多少下値の安心感がでてきるので、目先上昇の勢いがでてくるかもしれない。
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