kazzmarさんのブログ
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「有機ELテレビ...未来はすぐにはやってこない」
「東芝、有機Lテレビ商品化を延期」
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20071211AT1D1004G1012...
「東芝は2009年度中に予定していた有機ELテレビの発売を延期する。30型級の実用化を目指していたが、量産技術の開発にめどが立たず、事業化しても採算割れの可能性が高いと判断した。当面、比較的生産効率が良い携帯端末向けの小型ディスプレーの商品化を優先し、来年中にも発売する。テレビは技術開発の動向を見極めた上で事業計画を再検討する方針だ。
今月にソニーが11型の有機ELテレビを発売したが、月2000台程度の生産にとどまり、当面は赤字が続くとみられている。ソニーは既に27型も試作済みだが商品化のめどは立っていない。大画面の有機ELテレビの本格的な普及にはまだ時間がかかりそうだ。」
有機ELの"市場のあり方"を2005年当時想定したものに、今年加筆したものが"添付画像"のチャートです。...結構貴重かも...
“生存確認”...まだこの図は生きてます...(というか、まだちょっと遅れ気味!?)
OLED(有機ELのことです)は携帯電話のサブディスプレイにはかなり搭載が進んできた感じですし、メイン搭載もauの京セラ端末以降、日本も韓国(Sumsung)に負けじと進んできてますね。
"通信速度の上昇"⇒"リッチコンテンツ需要"⇒"高精細動画"⇒"高解像Display需要"の循環に、検討が進む"ワンセグの高度化"(15fpsから30fpsへ)も追い風になってきます。
更に、蘭Phillipsなんかは照明利用に向けた動きを本格検討し始めてます。LEDが"露払い"してくれたマーケット侵食に虎視眈々といったところでしょうね。
しかし、つくづく"携帯電話"というアプリケーションは新技術のインキュベーターだと感じます。出荷数規模はデカイ(下記参照)し、買い替えサイクルの短さのお陰で"よちよち"の技術も使えるし、またそういう"新し物"を差別化要因に使いたいセットメーカーの動機付けもある。こんな"製品"ありません。
「世界には27億台の携帯電話がある。これを他のものと比較してみると、自動車は8億台、パソコンは8億5000万台、有線の固定電話は13億台、クレジットカードは14億枚、テレビは15億台だ。」
(CNET記事;“ウェブの「イノベーション」をもう一度考えてみようじゃないか”より)
http://japan.cnet.com/column/rwweb/story/0,2000090739,20362828,00.htm
…しかし この文章、この前書いた日記にかぶってるなぁ…
(12/12追記)
「消費電力を液晶以下にしなければ」,東芝の有機ELテレビ発売時期延期の一因をTMD社長が語る
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071212/144156/
"消費電力の低減に加えて,より低コストにできる生産技術の確立も必要だとし,それが実用レベルに到達するのは「2010年ころ」との見解を示した"
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20071211AT1D1004G1012...
「東芝は2009年度中に予定していた有機ELテレビの発売を延期する。30型級の実用化を目指していたが、量産技術の開発にめどが立たず、事業化しても採算割れの可能性が高いと判断した。当面、比較的生産効率が良い携帯端末向けの小型ディスプレーの商品化を優先し、来年中にも発売する。テレビは技術開発の動向を見極めた上で事業計画を再検討する方針だ。
今月にソニーが11型の有機ELテレビを発売したが、月2000台程度の生産にとどまり、当面は赤字が続くとみられている。ソニーは既に27型も試作済みだが商品化のめどは立っていない。大画面の有機ELテレビの本格的な普及にはまだ時間がかかりそうだ。」
有機ELの"市場のあり方"を2005年当時想定したものに、今年加筆したものが"添付画像"のチャートです。...結構貴重かも...
“生存確認”...まだこの図は生きてます...(というか、まだちょっと遅れ気味!?)
OLED(有機ELのことです)は携帯電話のサブディスプレイにはかなり搭載が進んできた感じですし、メイン搭載もauの京セラ端末以降、日本も韓国(Sumsung)に負けじと進んできてますね。
"通信速度の上昇"⇒"リッチコンテンツ需要"⇒"高精細動画"⇒"高解像Display需要"の循環に、検討が進む"ワンセグの高度化"(15fpsから30fpsへ)も追い風になってきます。
更に、蘭Phillipsなんかは照明利用に向けた動きを本格検討し始めてます。LEDが"露払い"してくれたマーケット侵食に虎視眈々といったところでしょうね。
しかし、つくづく"携帯電話"というアプリケーションは新技術のインキュベーターだと感じます。出荷数規模はデカイ(下記参照)し、買い替えサイクルの短さのお陰で"よちよち"の技術も使えるし、またそういう"新し物"を差別化要因に使いたいセットメーカーの動機付けもある。こんな"製品"ありません。
「世界には27億台の携帯電話がある。これを他のものと比較してみると、自動車は8億台、パソコンは8億5000万台、有線の固定電話は13億台、クレジットカードは14億枚、テレビは15億台だ。」
(CNET記事;“ウェブの「イノベーション」をもう一度考えてみようじゃないか”より)
http://japan.cnet.com/column/rwweb/story/0,2000090739,20362828,00.htm
…しかし この文章、この前書いた日記にかぶってるなぁ…
(12/12追記)
「消費電力を液晶以下にしなければ」,東芝の有機ELテレビ発売時期延期の一因をTMD社長が語る
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071212/144156/
"消費電力の低減に加えて,より低コストにできる生産技術の確立も必要だとし,それが実用レベルに到達するのは「2010年ころ」との見解を示した"
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へぇ~ そうなんですかぁ 勉強になりました。
足元 世界の携帯電話は"33億台"を突破してます。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200711301734
単純に数だけ比較すると「世界の総人口の半数が携帯電話を所有する状況」なんですね。
アフリカでは モバイル・バンキングが土地柄(?)非常に普及しているという記事を読んだように思います。
総人口の半分という話もなんだか納得してしまいます。
China Mobile(中国移動)の南ア・キャリア買収観測も出てますし、中国独自の3G規格"TD-SCDMA"は、こういう出口市場も持ってくるかもしれません。
...ちょっと熱っぽくなってきました。風邪がぶり返してきた模様...
店頭に並んでも高いからすぐには手が出ないんですよね。。。
でも潜在的な買い手が多いので盛り上がると一気に来そうです(^^ゞ