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節目まで戻してきた

9月6日の日経平均は9301.32(+187.19) 雲の下だが転換線をこえ、基準線9273をわずかに上回る。ボリンジャーはTP25日9229をわずかに超えてきた。MACD RCIは反発上昇。週足は雲の下限9306、週足転換線9301の近辺。週足ボリンジャーはマイナスσの上、週足MACD 週足RCIは底打ち。短期中期とも一目均衡表の節目でぴたりと止まっており、あらためて均衡表の威力を示している。節目まで戻ったが、まだ抜けられていないということで、この水準で押し返される可能性も高い。日足基準線、週足転換線、TP(25日)をめぐる攻防がどうなるかで、トレンドが決まってくるだろう。

ダウはレイバーデイでおやすみだが、先週末は10447.93。雲、基準線、転換線の上で、ボリンジャーはTPの上、MACD RCIは反発上昇。週足も基準線10436を超えてきており、短期中期とも上昇機運を取り戻しつつある形になっている。

ドル円は84.19いぜん雲、基準線、転換線の下で、ボリンジャーはマイナスσの下、 MACD RCIは底ばい。

日経平均は、当面の買戻しの節目まで戻してきたが、まだ上抜けていないので、基調転換とまではいえない。ダウのチャートはもう少し明るくなってきており、オバマ大統領の発表したインフラ整備も景況感の後押し支援材料になるだろう。アメリカの10年もの国債の金利も、基準線近辺まで戻してきており、アメリカの景況感の改善は期待できそうだ。問題は為替の円高トレンドが変わっていないことだ。日本の国債市場の異常な値崩れ、金利の急上昇がおこっているが、この金利の急上昇は、小沢積極財政による国債の発行をみこんだもので、あまり質のいいものではない。日本の長期金利が上昇すれば、日米金利差から円高圧力になってしまうかもしれない。
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