神戸市北区の女子高校生が自分が産んだ乳児の死体を遺棄したとして逮捕されたそうな。このような事件は陳腐化しつつあるようで新聞紙の片隅にひっそりと掲載されている。私の妻の兄には今年高校に入学した女の子がいるので紙上に「女子高生」という言葉を見つけるとその子を連想してしまいます。その姪っ子がこうなるとは思いませんが、少し心配です(余計なお世話かもしれないが・・)
日曜日の新聞には日本が本格的な人口減少社会に入った、という記事が出ていました。死亡数は増える、出生数は減る、という状態では人口が減って当たり前。生涯独身も以前ほどの抵抗はないのでこれからも少子高齢化は続くのでしょう。
人口減少が本当に危機ならたとえ出生状況に問題があってもこの世に生まれた命を何とか守る手立てはないものか。子宝に恵まれない夫婦がある一方で子供の命を粗末にする非道な人間がいる。この事実をうまく説明する術を私は持ち合わせていないが、単純な答えでもないように思う。
「婚姻」という枠を外して子供を育てられる環境を整える必要性を唱える学者や政治家がいるようだが、それをやると女性が大変なんじゃないかなぁと思います。冒頭の女子高生は逮捕されたが、死亡した乳児の父親は逮捕されることはないと思うのです。