【大塚商会】10/12期の会社計画は保守的と見ている

[TIW藤根 靖晃さん]

10/12期の会社計画は保守的と見ている

＜更新需要が出てきた＞
同社のコピー用紙出荷トン数は昨年12月から2桁増が続いている。コピー用紙の出荷増は企業活動の活性化によるものと推測される。Y2K問題(2000年頃にハードやソフトが多く更新された)の2順目の更新時期であり、買い替え・更新需要が発生してくるだろう。「Windows7」の企業システムへの採用も、今後本格化してくるだろう。10/12期会社計画は保守的と見ており、株価は指標面等から割安感も感じられる。
＜10/12期2Q累計は10％営業増益になった＞
10/12期2Q累計(1-6月)の売上高は前年同期比7％増の2,442億円、営業利益は同10％増の122億円となった。企業収益の改善等から更新需要を中心に、IT投資は持ち直し傾向がでてきた。1社当たりの購買額も上昇して来ている。TIWでは、10/12期の売上高は前期比7％増の4,600億円(会社計画4,510億円)、営業利益は同12％増の180億円(同167億円)を予想。10/12期2Q累計の年間会社計画に対する進捗度は売上高で 54％、営業利益で73％と順調。(岡　敬）
---------------------------------------------------
コンテンツ提供元 : 株式会社TIW　http://www.tiw.jp/
---------------------------------------------------