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No.621 日経平均21円安、下げ渋りも上値重い

21日後場の日経平均株価は前日比21円63銭安の9278円83銭と小幅ながら4日続落。上値の重さが嫌気され、先物主導で下げに転じた。みずほ の公募増資に伴うTOPIX型のリバランスが意識されて売りが加速したという。ただ、前日の安値を下回る水準では買い戻しも入って下げ渋り、プラス圏に再浮上する場面もあった。東証1部の出来高は20億2391万株と4営業日ぶりに20億株を突破した。売買代金は1兆885億円。騰落銘柄数は値上がり407銘柄、値下がり1123銘柄、変わらず138銘柄。

 中堅証券のマーケットアナリストは「上値の重さが嫌気されて伸び悩むなか、みずほの公募増資に伴うTOPIX型のリバランスが意識されてしまった。欧州ストレステストが反転のきっかけになるよう、望みを託すような状態。ただ、仮にストレステストが無難に通過しても、今度は米7月雇用統計が見送り要因になる可能性が高い。9000円割れの懸念はないものの、9500円から上は重いという印象が強い。短期的には狭いレンジで動意の乏しい展開が続きそう」と指摘している。

 業種別では、野村 など証券株や、第一生命 など保険株は下落した。武富士 などノンバンク株もさえない。野村不HD など不動産株も安い。大林組 などゼネコン株も下押した。板硝子 などガラス株の下げもきつく、日産自 など自動車株や、エルピーダ などハイテク株も軟調。個別では、11年5月期で連結営業益2割減のパソナ 、10年12月期連結業績予想を下方修正した小野測器 などが停滞した。

 半面、国際帝石 、昭シェル など石油関連株は継続物色された。住金 、東製鉄 など鉄鋼株もしっかり。中国電 、大阪ガス など電力・ガス株も底堅く推移した。第一三共 など医薬品株も堅調。住友倉 など倉庫株も底堅い。個別では、みずほ証が投資判断を引き上げたゴールドクレ や、メリル日本証が投資判断を引き上げたフジクラ などが高い。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、23業種が下落した。

提供:モーニングスター社
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