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常識を疑ってみる② p(・∩・)q

この日記は前回の『常識を疑ってみる①』の続きとなっております。
読まれてない方は、お手数ですが先にそちらをお読みになって下さいm( __ __ )m
http://minkabu.jp/blog/show/256386

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

さて、前回は、

"利大損小"は人間の欲求や本能をコントロールしないといけない為
多くの方が実践出来ずにいる

という旨の私の個人的見解を述べさせて頂きました (o゜ー゜)

では、具体的にどうすればいいのでしょうか?

私の答えは 『"利小損大"のまま、勝てる方法を考えればいい』 です。


???


前回、"利小損大"で多くの方が負けていると書きました。

"利小損大"のまま、勝てる方法???

そんなもの、あるのでしょうか?


あるんです!(川平さん風に)


計算すれば分かりますが、勝率を上げればいいのです。

巷には、"△勝◇敗でも勝てる""的な本がいくつも出版されています。 注:△<◇
詳しく中身を読んでいませんが、
勝率が10~20%でも"利大損小"でプラスになるという話だと思います。

理論上は正しいですが、私はこの考えに いささか疑問があります。

チャートも見ず、価格も見ない。
何の情報もない状態で、利幅と損切幅を同じとした場合の勝率は50%です。
(どちらの幅も有限なので、厳密には違います)

だったら、勝率を50%以上にもっていく方が簡単です。
そして、"利小損大" or ”利小損小"でも勝てるようにすればいい。

 ここに①勝率は80%ですが"利小損大"の手法と
     ②勝率は20%ですが"利大損小"の手法があります。

 どちらも、期待値は一緒だと仮定します。
 あなたは、どちらの手法を選びますか? どちらの手法を使いたいですか?

私は迷わず①番を選びます。
暴論ですが、②は10回取引した場合8回連続で負ける可能性があります。
一方、①では2回です。
突っ込みどころ満載の正に暴論ですが、ようは連続で負ける回数が
②の方が断然多いという事です。

②を選んだあなたに質問です。
8回連続で負けても、この手法を使い続けますか?

使うと答えたあなたに再度質問です。
100回取引を行った場合、連続で負ける回数がさらに増えますが
それでも、この手法を使い続けますか?


もう一つ、私が①をオススメする理由があります。

もし、仮に理論上の勝率が誤りであり、実際に使用したら
10%勝率が下がってしまったとします。
この時、期待値はどう変化するでしょうか?

正解は、①>②となります。

逆に、実際に使用したら10%勝率が上がったと仮定します。
この時の期待値は①<②となります。 

ここで、またまた質問です。
仮に理論上の勝率が誤りであった場合、勝率は上がりそうですか? 下がりそうですか?
直感やこれまでの経験で判断するならば、勝率は下がるような気がします。

 いやいや、勝率が上がる可能性もありますよ! という、そこのあなた。

勝率が上がった場合、期待値は確かに②の方が上ですが
①が損失を出している訳ではありません。
得られる利益が②よりも少ないだけです。

逆に勝率が下がった場合はどうでしょう?

②が損失を被る可能性は大きいです。
①も損失を出すかもしれませんが、②よりは少なく済みます。


さて、それでは最後にもう一度質問します。

あなたなら、どちらの手法を選びますか?


(本文中で使用した前提条件には誤りが含まれているかもしれません。
疑問に思われた方は、ご自身で調べてみて下さい。
また、今回の内容はあくまで一つの提案です。
私が実際に現在この考えに基づいて取引している訳ではありません。)
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