与党大敗 -政界再編が視野に

[ユリウスさん]

　参院選挙は民主党の大敗で終わった。


最終結果は次の通り。
　　　　議席　　獲得議席　　　非改選
民主　　　106　　　44　　　　　62
自民　　　84　　　　51　　　　　33
公明　　　19　　　　9　　　　　10
みんな　　11　　　　10　　　　　1
共産　　　6　　　　　3　　　　　3
社民　　　4　　　　　2　　　　　2
国民　　　3　　　　　0　　　　　3
たち日　　3　　　　　1　　　　　2
改革　　　2　　　　　1　　　　　1
諸派　　　1　　　　　0　　　　　1
無所属　　3　　　　　0　　　　　3　　　
総数　　242　　　　121　　　　121　


　一人区では民主党は８勝２１敗であった。

　バラマキ一杯、財政規律の欠如のデタラメなマニフェストの前回選挙、今回はマニフェストの根本構造を変えているのに、そこを曖昧にしたこと、菅総理の思いつき消費税発言など、民主党のマニフェストで国民の目を誤魔化し続けることは難しかったということだろう。

　「小さな政府」という主張を掲げたみんなの党が躍進して、政界再編の目がでてきたことは喜ばしい。再編がスンナリいくとは思わないが、少なくとも政治の一つのスタンスとして大変大事な主張であるから。

　民主党がどのよな政権運営をするのか、今後の連立のありかたによっては、ますます動きが取れなくなって、この秋以降に衆議院の解散がささやかれる事態になるかもしれない。