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ダウ堅調

7月8日の日経平均は9535.74(+256.09)窓を開けて上昇。雲、基準線9671の下、転換線9426を奪還、ボリンジャーはマイナスσ9374の上 MACD RCIは底打ち上昇。底打ちしてきたが、あと130円ほど上にある基準線や、TP(25日)9675を回復できるかどうかが注目だ。

ダウは10138.99(120.71)大きく続伸。雲の下だが、転換線9956を抜けて、基準線10104を奪還。 ボリンジャーはTP10106を越してきた。MACD RCIは底打ち上昇。

ドル円は88.44雲、基準線89.98の下だが、転換線88.27を上抜け。ボリンジャーはマイナスσ 88.53の近辺。MACD RCIは底打ち。

アメリカの失業保険申請件数が減少したことを受けてダウが続伸。基準線をこして基調転換の可能性がみえてきた。ドルはまだ下降局面から転換しているとは言えないが、目先底うちの様相。東京も基準線を回復するあたりまでは戻すかもしれないが、売買高が盛り上がってこないと、そのあたりで停滞するか、一旦は力尽きるかもしれない。

もっとも週足MACDは日米とも底打ちのようすだがまだ上昇に転じていないものの、長期でみると日経平均の月足MACDは、昨年6月にシグナルを上回って上昇しており、今回シグナルに接近しているが、ここでなんとか、シグナルをきらずに反発に転じれば、長期の上昇局面は維持される。ダウの月足MACDも昨年8月でシグナルを上抜け、ゼロラインを抜けられずにシグナルに接近しているが、これもシグナルを切らずに上昇し、うまくゼロラインを回復できれば長期上昇トレンドは維持できると思われる。チャートからみると景況感の踊り場懸念で、長期トレンドが腰折れするかどうか、重要な正念場ではある。
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