ダイアモンドZAiの書籍欄に載っていた、「新しい株式投資論(山崎 元)」を買ってみました。理由の一つはこの山崎さんの書いた本を1度読んでみたいなと思っていたこと、もう一つは新書なので読むのに手間が掛からないであろうことでした(^^;
さてのっけから出てくるのがこの「株式投資とはゲームである」という言葉。これはかなり目からウロコでした。確かに株式投資を始めてからはこの世界にハマりっぱなし。投資方法研究したり、株の本を読み漁ったり、銘柄調べたりと1日中やっているのは、新作のゲームを買ってきてずっとハマっているのと何ら変わりません(笑)。RPGで強敵が出てきて倒す方法を考えるのは、下げ相場でも何とか利益を出そうと四苦八苦しているのと一緒です。運という要素がゲームと株式投資の双方に少なからず絡んでいるのも同じでしょう。
しかも株式投資が本物のゲームと違うのは、世界が相場を作りながら動いているので、その環境がめまぐるしく変化すること、またその中での自分の行動によって自分の資産が増える可能性があることです。そりゃゲームより楽しいわけですな。
以前は、株式投資をやる上では何がなんでも勝ち続けなきゃと考えていたのですが、今はもうちょっと気を楽にして、ゲーム感覚で今の相場に勝てばいい、負けても損切りしてある程度の資金が残ればまたリトライできるし(これもゲームと一緒ですね)、と思うようになってきました。
ゲームに一定の確率で勝つには、何か理屈が必要です(あの強敵は氷属性に弱いからその魔法を連発する・・・とか)。株式投資でも理屈を作って勝つことを目指したいと思います。