瑪瑙の素晴らしさは判った｡
瑪瑙の中に水が入っている事がどれ程珍しいかも判った｡
そして最後の部屋でｾﾝｾｰｼｮﾅﾙは起こった｡
突然ｽﾀｯﾌが大勢入って来て話しかけてくる｡
片言の日本語でどこから来たとか景気はどうだとか｡
最終的には瑪瑙の置物を買わせたいようです｡
4個で35万円だそうです｡
私は興味がないので外に出ようとしたら､｢お客さん何処へ行くんですか？｣と言って取り押さえられます｡
｢今朝飛行機でﾗｲﾀｰを没収されてしまって､ず～っとﾀﾊﾞｺを吸っていないんです｡さっきのﾚｽﾄﾗﾝでもらったﾏｯﾁがあるので一服させてもらえませんか？｣
と､言ってみたら人の良さそうなｽﾀｯﾌの一人が､禁煙なのにもかかわらず紙ｺｯﾌﾟで臨時灰皿を作ってくれました｡
すると同じくﾗｲﾀｰもﾏｯﾁも持っていない人々が次々と私の元へ集まってくるではありませんか｡
ﾀﾊﾞｺを吸わない人達は置物を買わされていたようです｡
最後に私にﾀﾊﾞｺを吸わせてくれた優しいｽﾀｯﾌは館長らしい人に､皆が見ている前で思い切り殴られていました｡
恐るべし共産主義!!
