昨日の下げ幅を上回る上げ幅となった。
めずらしく昨日は、欧州からマイナス材料がでなかった。
鳩山辞任をきっかけにチャートが円安基調に変わりつつある。また管さんが、総理になった場合、円安が進むと見られており、株価も下支えしている。
ただ今のレンジでは9800台は上限付近。ここから買い向かうには、実際に菅さんが総理になるなどの、さらに材料が必要か。
ただクロス円のチャートをみていると、悪材料一発で崩れるようなチャートなので、ニュースフローは気をつけたい。
10:00
仲値を踏んできた。日経が28日の時間外取引の高値を超えてこれるかが焦点。超えてくれば10000円回復が見えてくる。
なんとなく、管さんが次期総理として相場が織り込み始めている気がする。
菅さんじゃない場合もありうるので、ある程度織り込んだら、利益確定も出ると思う。さらに菅さんじゃなかった場合は売りが膨らむ可能性も示唆しておく。
今はたぶん、「管直人=円安=株高」という思惑。
5月の米雇用統計の予想も良いだけに週末までは買い向かう動きが活発になるのか。
雇用統計後、悪材料を蒸し返すような動きがあれば、雇用統計天井も。
12:00
モーサテでBNPパリバのシニア為替ストラテジスト、ゲーリー氏は、菅さんが総理になれば、年末までにドル円は110円まであると言っていたが、そもそも年末までもつのかという疑問もある。
相場はそんなにあまくないので欧州不安で88円など一時的にありえたりしそう。相場を迷わす場面を作ってくると思う。
今後欧州不安でがっつり下げた一幕があれば、クロス円をロングしてみるのもおもしろいかも。
ただあくまで”菅さんが総理になれば”の話。
小沢グループが新候補を立てる動きもあるので、明日の日経は大荒れとなる可能性もある。
13:40
続々と管直人支持がではじめる。
14:20
9900台でショートをいっぱい仕込んでいるように見えるが、たぶん明日10000台で仕込める。
菅さん決定で10300くらいの半値戻し達成くらいいっちゃうと想定。
ポン円ドル円が日足でゴールデンクロスが近づいてきている。
為替でクロス円が売りシグナルを発しても短期足がすぐに作り直され、上を向く良い循環。いつまで続くか。
15:00
直近高値超えだっただけに戻り売り期待から、結構、ショートを誘えたのでは。
東京市場が引けるとともに、さらに円安へ加速。ポンド円は136円台へ突入。
ユーロ円ですら、ゴールデンクロスが達成できそうな位置までやってきた。
日経平均先物も現物が引けるとともに9910、9900に1400枚、900枚の厚い壁ができた。
「鳩山、小沢辞任」、「管直人が総理候補」ということを材料に相場の雰囲気がガラっと変わった感じがする。
次のイベントらしいイベントは、実際に総理が決まる、米雇用統計。どちらかで利益確定が出ると予想する。
15:30
円安方向の追い方の角度が急激に上方向へ。ここから下るにしても下りチャートを新たに描くには、ちょっと時間がかかりそう。
18:40
ポンド円は4/26の高値145.94から5/20安値126.77の半値戻し136.36を達成。これにより利益確定が多少入ったよう。
ドル円の強さをみても、クロス円は本格的な上昇になってきた。
日経平均先物は9990まで上昇。
GSなどの外資系証券は昨日、下寄りにとったポジションを上方向に修正してきているように見える。おととい、昨日までとは一転、上目線か。
また、TOPIX物色ムードも円安基調回帰により、225のほうがが買われている。
明日10000台回復し、夕刊か、明後日の朝刊に、新聞見出しに「日経10000円回復」とでそうな予感。
今晩、アメ公の動きは結構、派手になる気がするが果たして。
20:30
ひそかにユーロ安なのだが、あまり株価指数に影響は与えていないよう。対円では、円安であることも安心。管直人総理大臣でユーロ安ならば、対円では、耐えられるかもしれない。そうなってくると日本株に安心感がでるのだが。
225の上昇についていけていない多数の現物株の火柱が、明日、見られるかも。