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No.489 日経平均26円安、戻り鈍く連日の新安値

24日後場の日経平均株価は前週末比26円14銭安の9758円40銭と4日続落し、連日の年初来安値更新となった。アジア株高を反映して上げに転じる場面があったものの、ユーロ安への警戒感が根強いことから買いは続かず、戻りの鈍さも意識されてマイナス圏に押し返された。一方、TOPIXは前週末比0.32ポイント高の880.01ポイントと小幅ながら7営業日ぶりに反発した。東証1部の出来高は22億425万株。売買代金は1兆5062億円。騰落銘柄数は値上がり781銘柄、値下がり758銘柄、変わらず137銘柄。

 東洋証券・情報部ストラテジストの檜和田浩昭氏は「下値では個人投資家の押し目買いが期待され、底堅く推移するとみるが、ユーロの影響が強い企業を中心に様子見気分が強い相場は続くだろう。また、買い上がるにも海外勢の動きが読みにくい。一方、有事や世界情勢が不安定なときに上昇しやすい金が、最近は価格を落とし始めており、潮目も変わりつつあるようでもある。リーマン・ショック以降にユーロへシフトした資金が、今回の欧州財政懸念でドルを見直す動きもみられる」と指摘している。

 業種別では、NKSJHD など保険株の下げがきつい。野村 など証券株もさえない。国際帝石 など資源開発株も下押した。住友商 など商社株も軟調。関西電 、大阪ガス など電力・ガス株も売りが優勢となった。アサヒ 、味の素 など食品株も安い。旭硝子 などガラス株の上値も重かった。ホンダ など自動車株や、ソニー などハイテク株も売りが継続した。野村不HD など不動産株や、三井倉 など倉庫株も売られた。

 半面、JX など石油株は堅調。野村証が投資判断を引き上げた商船三井 など海運株も継続物色された。新日鉄 など鉄鋼株もしっかり。コマツ など機械株も買いが優勢となった。UBS証が投資判断を引き上げた王子紙 など製紙株も引き締まった。三井住友 など銀行株も高い。個別では、レナウン がストップ高配分され、値上がり率トップ。レナウン傘下のルック も買われた。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、16業種が下落した。

提供:モーニングスター社
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