注目の週末NY相場は、乱高下の後、とりあえずダウ1万ドルの大台を死守して、3桁のプラス圏で終了した。
このところのNYダウの下げ相場は、テクニカル面からの上昇過程における調整に過ぎなかったのかもしれない。しかし、これでギリシャ(ユーロ)不安が終わったとするのは早計で、これからも何度となく噴出するファクターと思われる。
これを受け、明日の日本市場はひとまずやれやれの買戻しから始まるものと思われる。この間逆行高していた一部の仕手株はお役ゴメンの売りを浴びせられるかもしれない。
しかし、買いの手を一気に伸ばすのも勇気がいるし、事の成り行きをもう少し見極めてからでもいいのかもしれない。
週明けのNY相場の展開が不透明で、為替動向にも注意を払う必要がある。
まだまだ不安は尽きないようだ。(今年後半からは中国バブル崩壊も俎上に上がる可能性があり、予断を許さない。が、この件は、後日...。)