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ミニ碁一番勝負のプロデューサー(故藤田清)を偲ぶ会

 赤兎馬の席主、「藤田 清 師を偲ぶ会」に列席した。藤田氏の名前をご存知ない方でも、9路盤の『ミニ碁一番勝負』と言えば、囲碁を打つ方なら覚えておられる方も多いと思う。(このことについては後で書きます)

 よみうりTVの『ミニ碁一番勝負』のプロデューサーだった藤田清氏は定年後、大阪の天神橋筋にある碁会所「赤兎馬」の席主をされていた。癌の闘病を続けられていたが、今年2月に逝去され、その遺徳を偲ぶ会でした。

 参列のプロ棋士は井山名人、宮本直毅九段、石井邦生九段、金じょう民七段、伊澤秋乃四段、水戸夕香里三段など、それに加えてアマも50人以上の関係者の集いだった。

想い出を語る井山名人 井山名人とアマE氏の9路盤対局と解説 photo by iphone



 藤田氏はアマでも相当つよかった(県代表クラス)が、なんといっても大きいな業績は『ミニ碁一番勝負』の番組を発想し、1987年から2002年6月まで、番組を放送し続けたことだ。当初から宮本九段、石井九段、水戸夕香里三段などが解説や聞き手として番組を支えられたという。
 故藤田氏と囲碁を通じて何らかの接点があった者が集まり、プロ、アマの枠を越えて、氏の想い出の数々を語り合った。
 一番大きな囲碁界への貢献は9路盤を世界中に広めたことだと思う。そして、極めつけは、井山裕太現名人がこの番組から飛び出して、囲碁界最高峰の名人位まで登ったという実績であろう。

 翔年は8年前、たまたまシカゴの US GO Congress で知り合ってからの、短いつき合いだった。

※『ミニ碁一番勝負』はよみうりテレビで1987年から2002年6月にかけて週末早朝30分間放送されていた囲碁対局番組。
番組は初心者でも気軽に楽しめるように通常の碁盤(19×19路、19路盤)ではなく小さな9×9のミニ碁盤(9路盤)を使って囲碁の対局を行うもので、日本棋院や関西棋院の協力を得て放送された。番組は前半がプロ棋士同士による対戦、後半は一般視聴者による勝ち抜き戦で、勝ち抜いた人数によって囲碁の対局時計や、冠スポンサーである富士通のパソコンなどが、また参加賞として19路盤の碁盤セットが贈呈されたそうだ。
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