ついに1億円突破!
グループのメンバーは皆、喜びの声をあげています。グループの持ち株の値が毎日上がっていくのですから、うれしくないはずがありません。休場になった理由がわかると、次は、いくらまで上がるのだろう、という話題でもちきりです。上がってうれしい、でももう高くて買えない、安値のときが信じられない、など皆、口々に言い合っていました。
ほんの2年前は、今の株価の5分の1、10分の1だったのです。安値のときは誰も買わない、今度は高くても誰もが買っている。実際、こうなることは私には前からわかっていたし、将来を予測すれば誰もが儲けることができたはずです。
しかし、中国株の存在自体が当時まだ一部の人にしか知られていなかったし、知っていてもやはりリスクが大きいと考えて、投資をためらう人が多かったのでしょう。中国の情報を知り、中国株が上がると確信を持っていない限りは、普通は買わないと思います。
中国株の実力を信じていた私には、株価の上昇はいわば予定調和的なもので、さほど驚きではありませんでした。しかし、そんな私でも、中国本土の人も外貨でB株が取得できるという決定をした...