トキ 今週中にもふ化の可能性 4月27日 5時51分 ~ NHK ~
自然に放されて、初めての繁殖が期待されている新潟県佐渡市のつがいのトキは、26日夕方、卵1つを捨てたあと
巣に残っているもう1つの卵を温める様子が見られ、環境省は、今週中にもこの1つがふ化する可能性があるとみて
観察を続けています。
環境省によりますと、佐渡市内の林の中で巣を作っている4歳のオスと1歳のメスのつがいのトキのうち、卵を
抱いていたオスが、26日午後5時15分ごろ、1つの卵をくちばしでつつき、割って巣の外に捨てました。
環境省では、この卵は受精していない無精卵か、成長が止まった卵だったのではないかとみています。
環境省によりますと、この巣ではもう1つ卵が残っているとみられ、つがいは再び卵を温める様子が見られたと
いうことです。
トキは通常、1回に1つの卵を1日おきに産卵し、このつがいは巣の中に残っている卵を先月末から今月初めに
かけて産卵したと見られています。
通常、トキの卵は産卵から28日ほどでふ化します。
このため環境省は、巣に残っている卵は今週中にもふ化する可能性があるとみて観察を続けています。
鳥の生態に詳しい新潟大学の永田尚志准教授は 「卵の中身が腐敗して割れた際に異臭がしたためにトキが
卵を捨てたと考えられるが、あと1つの卵がふ化する可能性はあります」 と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100427/t10014097531000.html