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投資対象としての中国
最近、ニュースでは中国のことばかり耳にする。
中国は近い将来、1,2を争う経済大国になるだろう。
しかし、投資対象としてはどうだろうか?
魅力がないとは言わないが、「すごく魅力的である」とまでは言えないと思う。
株式投資では、ダメなものが少し良くなった方が、良いものが少し良くなったよりも儲かる。
例えるならテストで20点→30点(50%上昇)になったB君のほうが、60点→70点(16.6%上昇)のC君より点数の上昇率が高いということである。
中国A株CSI300(ETF)は2,135円(2008年10月安値)→4,440円(2009年8月高値)、約108%の上昇。
ブラジル株式指数上場投信(ETF)は132円(2008年10月安値)→399円(2009年10月高値)、約202%の上昇。
どちらが投資対象として魅力的であっただろうか。
中国は近い将来、新興国として投資する国ではなく、先進国として投資する国になるのではないだろうか。
もし新興国として投資した場合、期待したほどのリターンはなかったということにもなりかねない。
新興国という意味では、まだまだ発展途上のブラジル、インドの方が魅力的だと思う。
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関連銘柄:
日興パ中国A(1322) 野村ボベスパ(1325)
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