手紙文を書く際の頭語

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2010/04/20 - 日本橋ではたらく社長さんの株式ブログ。タイトル:「手紙文を書く際の頭語」 本文: 手紙文を書く際に時折迷うのが、頭語(冒頭に書く言葉) と結語(結びに書く言葉)の組み合わせです。例えば、「拝 啓」で始めて「敬具」で締めるのが一般的な頭語と結語の組

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手紙文を書く際の頭語



 手紙文を書く際に時折迷うのが、頭語(冒頭に書く言葉)
と結語(結びに書く言葉)の組み合わせです。例えば、「拝
啓」で始めて「敬具」で締めるのが一般的な頭語と結語の組
み合わせで、「拝啓」は「拝=つつしんで」「啓=申し上げ
る」という意味となり、「敬具」は「敬=つつしんで」「具
=申し上げました」という結びになります。

http://www.kenbisha.co.jp/tougo.htm


 手紙を出す相手が媒酌人や恩師などの場合には、より丁寧
な頭語と結語を使います。例えば、「謹啓」→「敬白」など
で、「拝啓」→「敬具」と意味は同じですが、より一層丁寧
な表現になります。

 また、急用の手紙の場合には、「急啓」→「早々」と書き、
時候のあいさつを省略する場合には、頭語を「前略」「冠省」
などと書き、結語は「早々」などで結びます。「早々」とは、
「ぞんざいな走り書きで、失礼します」という意味となります
。死亡通知やお悔やみなど弔事の手紙には、頭語を省くのが習
わしで、「敬具」などの結語は使ってもよいそうです。

 尚、女性の手紙では頭語はあまり使わず、結語は「かしこ」
で終わるのが一般的です。「かしこ」とは「恐れ多い」という
意味の「畏し(かしこし)」の語幹で、「これで失礼します」
といった意味となります。
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