引き続き調整モードの見方は変わらず・・・

[華花はなはなさん]

昨日の流れのままに、不動産株が本日も値を飛ばし、
野村不動産、三井不動産、三菱地所などの大手から、
日神不動産、東建販売、リサ・パートナーズなどの
中堅どころまで、満遍なく買われました。

低位株物色の流れは、本日も引き続き、
エンシュウ、豊和工業、OKKなどが買われて、
ランキングの上位に顔を出します。

ドバイでの損益悪化から、
上場来の営業赤字報道の鹿島建設は、
材料出尽くしとばかりに、買われて、+12円と大幅高。

米国インテルの好決算をうけて、
半導体関連銘柄が今日も買われて、
東京エレクトロン、アドバンテストなどが買われました。

試験データの改ざんで、業務停止命令を受けた、
田辺三菱製薬は、朝方、大幅安から始まりましたが、
次第に買い戻されて、-48円程度で取引を終えました。

四半期報告書の提出遅延から、
監理銘柄に指定されたゼクスがストップ安で比例配分。
報告書の内容が注目されます。

サイゼリヤが今日も好調で年初来高値更新、
1937円まで買われましたが、
さすがに利益確定売りもでて、
1850円+42で引けています。


後場になると、特段の売り材料はなかったのですが、
前場終盤の流れを引き継いで、売り物に押される展開となります。
11210円での寄り付き後には、11160円まで落とされていきます。

昨日の終値レベルとなったここからは、為替も変わらず、
米先も堅調というなかで、特別売り材料があったわけでもなかった為、
買戻が優勢となります。
結局、ジリジリと買い戻され、11220円をつけ、
11210円で本日の取引を終えました。

ここのところの流れとして、売り仕掛け、買い仕掛けは入るものの、
かならず巻き戻しもありという流れですね。

高値圏でのポジション調整というところでしょうか。


終わってみれば、ほぼ、振り出しと、いつもの日本市場です。
これで、十字も入れれば、陰線が8本連発（先物）
完全に調整モードですね。
（あの、陽線連発が異常だったんですけどね）

引き続き、調整モードの見方は変わらず、上値は売り目線です。

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