上海の中国金融先物取引所で、4月16日から株価指数先物の取引を開始するとのこと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000381-reu-bus_all
思い起こせば、1989年アメリカからの圧力もあり、日本に日経先物取引が開始され、ほどなくして約39000円の大天上を付けた。その後は急落に次ぐ急落では「裁定解消売り」という用語も定着したものだ。投資ファンドは巨額の資金を投入できる先物市場を待ち望んでいる。上海市場もその餌食になることだろう。
さて、投資ファンドはどういうポジションで上海株先物を仕掛けて来るだろうか?
中長期では買いポジションであろう。そのためには上場直後は一度下へ揺さぶって仕込み場を作れるとなおさら良い。奇しくも4/16は米国のSQ算出日であり、そこまで各種指標の加熱を無視して強引に買い上げ、4/16を境にいったん下へ揺さぶる動きを演出できれば理想的であろう。