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老害政治はダメ! 若者に未来を!

 自民党政権末期の福田総理の時、「大連立の談合 -密談大国」(2007年11月08日)をアップしている。そのエントリーで「人間を年齢だけで判断してはならないことは百も承知の上で、参考のために世界の指導者の年齢」を書いている。

ブッシュ(アメリカ大統領) :61歳
ヒラリー・クリントン(次期大統領候補):60歳
プーチン(ロシア大統領) :54歳
ブラウン(英国前首相):56歳
サルコジ(仏首相):52歳
胡錦涛(中国主席):64歳
世界の指導者の平均年齢は57.8歳である。今に置きなおせば+3歳で60.8歳となる。それでもわが国の政治家に比べたら、格段に若い。

 10日に旗揚げした新党「たちあがれ日本」のメンバー5人の年齢です。
平沼赳夫(70歳)
与謝野馨(71歳)
園田博之(69歳)
藤井孝男(67歳)
中川義雄(66歳)
 平均年齢は68.6歳、発起人の石原慎太郎は78歳である。その裏に渡辺恒雄(79歳)がいるらしい。

 老人倶楽部のようで、若い人は寄り付かない政党のように見える。異常である。日本の政治家は世代交代を極端に嫌がる傾向がある。政治が利権政治で動いているからこういうことになる。自ら若い人に道を譲って、後事を託そうという姿勢が見えない。ご老人は立ち上がらないで、後ろに下がって、せいぜい顧問程度の役割を担うにとどめほしい。若い魅力ある政治家を前面に立てて、政策による政党を目指し、政治に活力を取り戻し、わが国の社会をもう一度改革のスタートラインに戻す努力をしていただきたい。

 翔年は将来のビジョンと政策に基いた政界再編を期待しているが、「たちあがれ日本」は期待はずれ、ピンとハズレとしか思えない。


(参考)
「たちあがれ日本」が発表した政策綱領の全文は以下の通りである。「打倒民主党」「日本復活」「政界再編」の3点が柱となっており、自主憲法の制定や経済成長力強化、持続可能な社会保障制度の構築などを盛り込んだでいる。翔年は一読して取り立てて反対するところはない。

 1、誇りある日本の文化と伝統、豊かな自然にはぐくまれた国土と環境、国民の生命・財産を守り、国際社会の一員としての責任を果たすため、自主憲法制定を目指す。

 2、国・地方が直面する財政危機を突破するため、あらゆる政策を総動員し、持続可能で透明性の高い信頼される行政の実現を目指す。

 3、安心社会の実現のために財源に裏打ちされた持続可能な社会保障制度と経済成長力強化と雇用の創造を目指す。

 4、経済と国民生活の基盤である、食料・水・エネルギー資源の確保に向け総合的な資源戦略を確立する。

 5、地球環境の保全、自然との共生に根ざした成長という21世紀の課題に正面から取り組み、世界最先端の環境型先進国家を目指す。

 6、一人ひとりの国民が国際社会で通用する道徳観と教養を身につけ、希望を持って働き、国や地域や家族を愛し、豊かな人生を得るための教育の振興を目指す。

 7、失われた政治への信頼を取り戻すために、「選挙のための政治」を峻拒(しゅんきょ)し、政治生命をかけて政策の実現を目指す。


 全て立派なことが書いてある。しかし、立派なこと(当たり前のこと)が書いてあるだけでは政治は動かない。かつて細川護煕氏が新党を立ち上げた時は、全国津々浦々から若い人達が澎湃として立ち上がってきた。小泉さんの時も若い人たちが集まってきた。政治には時代を背負う若者達が後に続かなければ絵に描いた持ちに終わるしかない。
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