No.363 今晩ダウ＝もみ合いか、来週決算本格化控え様子見

[ぷよすけさん]

７日の米国市場で、ＮＹダウはもみ合うと予想する。
　景気回復期待と金融緩和を背景にした堅調な地合いが続いている一方、１万１０００ドルを目前にした上値の重たさが感じられる。目先の焦点ともいえる１－３月期決算発表の本格化を来週以降に控えているだけに、今週末にかけて様子見ムードが強まるとみている。
　１－３月期決算では、先行きの見通しがポイントとなるだろう。１－３月期業績自体は比較的良好な内容になると予想されるが、直近の上昇でおおむね織り込まれたとみられる。目先１万１０００ドルにタッチする可能性はあるものの、完全に上抜けるためには、先行きの業績拡大が示されることが必要であるとみている。
　７日は、バーナンキＦＲＢ（米連邦準備制度理事会）議長が講演を予定している。ただ、前日には３月のＦＯＭＣ（米連邦公開市場委員会）の議事録が公表され、緩和的な金融政策が当面続くとの見方が改めて確認されたばかり。大きな材料にはならないとみている。（武石謙作）




たしかに11000に行きそうで行きませんね……