「ニシン」

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2010/04/02 - 日本橋ではたらく社長さんの株式ブログ。タイトル:「「ニシン」」 本文:「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれる「ニシン」。 今では「幻の魚」と言われるほどその数は激減しています。 北海道を代表する民謡「ソーラン節」がニシン漁の労働歌で

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「ニシン」

「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれる「ニシン」。




今では「幻の魚」と言われるほどその数は激減しています。

北海道を代表する民謡「ソーラン節」がニシン漁の労働歌で

あることからも分かりますが、かつてニシン漁業は北海道の

一大産業でした。

http://www.seafoodfromnorway.jp/seafood/dictionary/herring.asp




 漁が最も盛んだったのは明治の終わり頃で、岸に押し寄せ

るニシンの雄の精液で海が白くなったそうです。そして、

「ニシン御殿」が林立していました。


 旬の魚として人気があるのは、3~5月頃に北海道沿岸に

産卵のために近づいてきたもので、脂がのって最も美味しく

なります。身が軟らかく独特の油臭さがありますが、これが

また特有のうまみにもなっています。





 ちなみに、「子供が栄え、子孫が栄える」・「よいことが

数々ある」の縁起でお正月の食膳に欠かせない「数の子」は、

産卵の為に沿岸におしよせるニシンの雌の腹から取り出した

卵巣を1本1本塩水で処理加工したものですが、意外とニシ

ンから採れることを知らずに食べている人も多いようです。

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