さ のさんのブログ
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相場感病という名の流行病:11月14日の前場の取引
NYの上げは続きそうな感じなので売りからは入れません。
踏み上げ食らうと大きい場面ですからね。
とはいえ「ほんとにまだ上げるの?」という不安が払拭できないのも事実。
サブプライム問題、ファンドの解約、為替の動向。
気になることはたくさんあります。
というわけで僕はポジション「少なめで買い」という形でいきます。
なんてことを書きつつ…
ほんとはそんなことが書きたいんじゃないんです。
僕が書きたいのは、こんな相場観めいたものを持ち出して判断を遅らせてるから甘さが出るんだ、ということ。
僕の心の師匠は昨日それなりの量を買っていました。
あらためてさすがとしか言いようがありません。
これこそが真のトレーダーでしょう。
相場観を捨てられているからできることです。
これは煩悩を捨てることができているというのと似ています。
相場観を持ち出すって事は「相場のことを相場に聞けなくなってる」兆候でもありますから。
相場観ですべてを解決しようとする試みは一見素敵なんですが、
「錬金術のようなもの」だったり「複雑系を無視した試み」だと言えます。
もう一つわかりやすい例えとしては「レントゲンを使わない医者」とも言えます。
すべての病気を問診で片付けられる医者は存在しないでしょう。
たとえ話ばかりでもなんなので、
相場観で勝負すると問題になりやすい点が何かを挙げると
・相場を見通そうと思うと判断が遅れる(判断材料が多すぎるため)←武者氏の曲がり屋っぷりがわかりやすい例
・ものごとを大げさにとらえがち
・いつまでも見極め続けられることはないのでいつか落とし穴に落ちる。
こんな感じでしょうか。
相場の先行きを見通すのはいつだって難しいので、相場に聞いた方が答えは早いです。
また、定量化されたデータで判断すればものごとを大げさにとらえることなく客観的に判断できるでしょう。
落とし穴に落ちないためには相場観ではなくマネーマネジメントが大切です。
長くなりましたが、
僕自身の心持ちを見直した時、それから日記を見回した時、
それとは違うことをしている我が心の師匠の取り組みを見て、あらためて思ったことです。
僕も含めて多くの人が「相場看病」という流行病にかかっているのではないでしょうか。
では前場の取引報告を
【返済】
L:2337:アセマネ:164000→167000:+3000
※もちろん相場観をすべて否定したいわけではありません。
問診をまったく行わない医者というのを信じられるほどデジタル世代でもないもので。
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タジ-です。
今日は元気そうでなによりです。
以下は投資哲学的にわが流派では即レスできます。
)これは煩悩を捨てることができているというのと似ています。
こんな難しい言葉を使わなくても長期投資派では、
セオリーとして、短期投資派が売っている時に買え、
短期投資派が買っている時に売れって格言があります。
なんかここ最近空売りとやらを勧められた記憶がありま
すが、お互い策テク範囲が違うので私はさのさんに
わが流派に入れとか進めるつもりはないですよ。
要は”儲かれば良い!”のですからね。
ではでは今後ともよろしくお願いいたします。
残念ながらタジーさんのコメントは僕の意図するところとは違います。
それはともかく、
>短期投資派が売っている時に買え、
>短期投資派が買っている時に売れ
ということは長期投資派にとって昨日は売り時だったということでしょうか。
昨日は短期投資家にとって買いの日だったという日記なので。
ちなみに僕はタジーさんに売りは勧めてませんよ。
空売りは重要であるといった趣旨のコメントを書いた覚えはありますが、何もタジーさんに勧めようってわけじゃありません。
この日記本題ってそう言う意味なんですか?
勉強になりました。
予測系はともかく、他流なので投資哲学・セオリーを話すと
ズレがモロ出てきて面白いですね(笑)。
というわけであえてこれ以上コメントしないので、
ここら辺の誤解はご勘弁お願いいたします。
ではでは
ここにいい日記発見!巡回レポにのっけとこ!
良いですかねぇ?
批判も多いとは思います。
が、これは相場に一歩踏み込んだ話なので、投資をしたことのない方など「意味が分からない」と言われてもしかたありません。