エルピーダメモリ が25日引け後、経済産業省から事業再構築計画の変更認定を受けたと発表した。同社は、同計画の骨子である台湾DRAMメーカーとの連携とそれに伴う資金調達の状況の変化を踏まえ、計画の変更を申請していた。 これにより、DRAM産業の再編に向け、台湾DRAMメーカーとのファウンドリー契約を進めたうえ、日台間の連携、支援措置の活用を含め、一層の連携も視野に入れて関係を構築、強化することになる。 これまで目標とされてきた、台湾メモリーカンパニー(TMC=仮称)との連携強化や資本提携といった文言は今回の変更認定により、削除された。 なお、この計画変更による当初計画の事業目標、数値目標などの変更はないとしている。 エルピーダの25日終値は29円高の1796円。