前回は相場に生殺しにあってる‥だったから
江国香織 「落下する夕方」
ある日、いっしょに暮らしている恋人が、ほかの女に心を奪われてしまったので、もう、君と一緒に居られないんだ、と去っていく、その相手の女、華子ハナコ、を憎むはずであるのに、次第に惹かれていく。
これは、憎むべきものを、受け入れて、愛してしまう物語。
そう、こころならずも愛してしまう、物語☆
なかなか（新しい女）華子に振り向いてもらいないんだ～となげく、かつての恋人の言葉に胸をえぐられる
今日ね、彼と一緒に寝たのよ～という華子の言葉 ‥
それなのに‥その、恋人の心をさらっと奪っていったその女と一緒に暮らすようになる
真摯で激しくて、それなのに、心が静かになる
不思議な時間を☆
（あんまり説明すると、良くないなと気がついたのでこの辺で。
映画になっているのをいま、初めて知った。DVDにもなってるのかな？観たいな‥
週末、時間があれば、ぜひ
☆ そうですね、たまには、自分のこころにも
裏切られてみたいですよね？
苦しむことの、幸福 ？
