また、子供が親に殺された記事が載っている・・
もう今の日本ではこんなことは当たり前なのかもしれない。
私に子供がまだいない頃は
「ひどいことするなぁ、そんなことするなら子供なんて作らなければいいのに。」
なんて軽薄な感想しか持ち得なかった。
今、自分が親になってからは深刻な疑問が浮かび上がってきた。
将来、自分がこうならないという保証はどこにもない。
私の子育ての大方針は暴力は振るわないことにある。
体罰はする。
食べ物を粗末にしたり、物を壊す、奪う、盗むなどしたら一喝して「手」に体罰を行う。
「暴力」とは自らの感情に任せて無意味に子供を傷つけることだと私は思う。
「暴力」はエスカレートするものとも思う。
記事に載っている親たちも最初のころは本当に「しつけ」のつもりだったのかもしれない。
しかし、さまざまな不幸な巡り合わせの結果子供を死なせてしまったのかもしれない。
もちろん子供を死なせた親たちを擁護するわけではないが、
児童相談所以外のサポートとかができないのだろうか。
鳩山首相は「命を守りたい」などと軽々に口にするが、言うは易しである。
不幸な子供たちはこの先も減ることはないと思う。現在進行形で存在する子供たちもいるであろう。ただ表に現れないだけで、現れたとしたらその時点で命がない可能性が高い。
遠い未来私の二人の子供たちは人生を全うするとき、この世に私の子として生を受けたことをどのように思うだろうか。