ホンダのＣＲ－Ｚが月販目標の５倍近い４７００台の予約受注

[TAROSSAさん]

世界で初めてのスポーツタイプのハイブリッド車（ＨＶ）として、先月25日に発売したホンダ「ＣＲ－Ｚ」の予約受注が、月販目標の５倍近くに相当する約4700台だったそうです。
予約受注は、いち早く手に入れたい人が発売前に購入を申し込んだ件数だそうです。
スポーツ車は、後席が広くないなど家族での乗車には不向きのため、購入する層が限られるのが一般的ですが、ＣＲ－Ｚの4700台は、昨年２月に発売したホンダの主力ＨＶ「インサイト」の予約受注5000件に肉薄しているとのことです。
また、予約受注の４割がマニュアル（ＭＴ）車で、比率が高いのが特徴で、走りを楽しむことを重視した購入者が多いようです。
しかも約９割が、軽量アルミホイールなどを標準装備したグレードが高い方のモデルを注文していたそうです。

ホンダはジュネーブモーターショーで、ＣＲ－Ｚの欧州仕様車を発表し、世界での販売目標を、欧州２万台、北米１万5000台、日本１万2000台の計４万7000台としたそうです。
発売後１年間の日本での月販販売目標は1000台で、発売前の受注はその約５カ月分に相当していることになります。

スポーツ車にも潜在的な需要はあるんですね。