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三角持合上抜け

日銀が4月にかけ追加金融緩和、中国の積極財政を好感ということで3月の実需売りを吸収する買いが入っている。
金融緩和といえば、12月はじめの動きが連想されるため、この動きは当然か。
目先円高要因が多いが、円安材料で相殺している状況、3月暴落アノマリーでショートポジションが積みあがっていたこともあり、大口投資家はショートカバーを急いでいるように見える。
しかし、本日の米国時間がいよいよ本番。ここでネガティブサプライズがあれば、今日の上げ幅を削ることになるかもしれない。
12月初旬を連想して高値掴みというケースもありうるだけにやはり様子見姿勢。
下落したとしても昨日までOPを意識した10250で頭を抑えられていただけに、今晩相当ネガティブな材料がでない限り、ここが3月の下値サポートになるのではないか。

意外に今年の3月は暴落を想定していたショーターの踏み上げ相場で、3月にしてはめずらしい相場になるのではないか。
雇用統計が無事通過した場合、来週はじめから、益出し売りを吸収しながらの強い相場が期待できる。
ただ、すでに、本邦勢が、追加金融緩和によって、海外投資家の買いを期待している部分があり、雇用統計ではしごがはずれる可能性もあるだけに楽観は禁物。

またドイツとギリシャの首相会談にも注目。ギリシャ問題に進展あれば、好感される可能性。

本日は、米雇用統計が警戒されるため、後場は売り買いがかなり交錯すると予想。
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