【インド】自動産業発展の5つのカギ＝PwCが提言［車両］

[木下 晃伸さん]

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インド 2010年2月23日（火曜日）
自動産業発展の5つのカギ＝PwCが提言［車両］
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●解説は音声にてお届けいたします！（1分40秒）

http://www.terunobu-kinoshita.com/20100223-toushinou_upper.MP3


自動車産業のさらなる発展には5つの政策が必要--。今月26日の来年度（2010
年4月～11年3月）予算案の発表に先立ち、大手会計事務所プライスウォータ
ーハウスクーパース（PwC）がこうした提言を行った。


22日付ビジネス・ライン（電子版）によれば、PwCの自動車部門でインド事
業トップを務めるアブドゥル・マジード氏は、需要の勢いを保つためにはま
ず、「景気刺激策の継続が必要」と説く。物品税やサービス税の引き下げが
景気回復に寄与したことは「ほとんど疑う余地がない」と強調。今後も需要
の拡大を維持するためには、減税など景気刺激策の延長または恒久化が必要
だとしている。政府は来年度予算案で自動車の物品税を元の水準に引き上げ
るとの見方が強い。


同氏はまた、環境技術の促進を訴える。ハイブリッド車（HV）や電気自動車
（EV）に対する物品税は免除されているが、こうした環境配慮型車両（EFV）
向け部品には8％の税率が課せられている。さらにリチウムイオン電池とい
った自動車部品の輸入には7.5～10.0％の関税を支払わなければならない。


マジード氏はさらに、代替燃料の開発など技術革新を後押しするための支援
策を政府が打ち出すべきだと主張。また、車齢の高い車の買い換えに補助金
を支給する制度の創設を提唱する。現在、インドでは車齢10～15年以上の車
が路上に多い。補助金の導入はHVやEVなどEFVの需要を喚起でき、二酸化炭
素（CO2）をはじめとする温室効果ガスの排出量の抑制にもつながるとして
いる。


このほか、同氏は道路インフラの整備が必要との見方を示す。いくつかの主
要プロジェクトは用地取得の難航から進展が遅れているが、こうした事業を
あくまで推し進めるべきとの見方だ。


※ニュース提供／NNAニュースアジア版（http://news.nna.jp/）
※著者により一部文章が削除、変更されるケースがございます。



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●上海株連休明けは一進一退、全人代前に政策の思惑が交錯
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春節（旧正月）に伴う大型連休明け22日の上海株式相場は一進一退だった。
上海総合指数は前営業日の12日終値に比べ0.48％安の3003.398と小幅に５営
業日ぶりに反落したが、取引時間中は小高い場面も目立った。中国当局の金
融引き締め懸念が相場を押し下げた半面、農業支援や株価指数先物の導入な
ど個別産業を後押しする政策への期待が支えとなった。上海株は、３月上旬
開催見通しの全国人民代表大会（全人代、国会に相当）に向け、当局の動き
に対する思惑が交錯している。


（2010年2月22日付日経速報ニュースより一部抜粋）



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【ファンドマネジャーはこう読む！】準備を怠らない賢明な投資家の発想とは
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●解説は音声にてお届けいたします！（2分）

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（文責：木下晃伸／きのしたてるのぶ）



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