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【味の素】新興国や途上国における調味料の潜在需要は相当大き…

新興国や途上国における調味料の潜在需要は相当大きそう

<上値余地は大きいと判断する>
海外食品事業の成長ポテンシャルを勘案すれば、同社株の上値余地は大きいと判断する。足元でもアジアや西アフリカにおける「味の素」販売は好調に推移している。しかしTIWでは伸びが本格化するのはむしろこれからと考える。人口の多い新興国や途上国では、料理をおいしくする調味料に対し膨大な潜在需要があると推測されるからである。今後の成長は海外食品事業が牽引することになろう。

<同社はBOPビジネスの成功企業>
海外で「味の素」は1袋数円の小袋で販売される。それを買う消費者の大半は低所得者層である。この意味で、同社はヤクルト本社(2267)などと並ぶ我が国では数少ない、低所得者層に対するBOP(ボトム・オブ・ピラミッド)ビジネスの成功企業として注目できよう。10/3期3Q累計(4-12月)は、営業利益591億円(前年同期比75%増)と大幅増益を達成した。為替のマイナス影響はあったが、海外食品事業が好調をキープしたことに加え、飼料用アミノ酸の販売価格が上向きに転じたアミノ酸事業も3Q(10-12月)は営業黒字に転換した。

<通期業績予想の上方修正を行なった>
同社は3Q累計決算を受け、通期営業利益予想を490億円→660億円へ増額した。TIWおよび市場の見方を大きく上回りポジティブ。11/3期も続伸の公算。海外食品事業が好調を持続し、現在取り組んでいるアミノ酸事業の構造改革も徐々に成果を出していくだろう。リスク要因は、円高や飼料用アミノ酸価格の低下、など。(西村 尚純)

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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