麦にゃんさんのブログ
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オーナー・社員・株主、ステークホルダー全員が幸せになるために
10日の東京株式市場で、日経平均株価は1万円を回復できなかった。年初の楽観ムードはすっかり影を潜め、再び停滞感が強まっている。欧州の財政問題など海外要因にその理由を求めがちだが、肝心の日本企業に問題はないのか。
23年間ずっとベンチマーク(指標)に比べて日本株の投資割合を引き下げてきた投資家がいる。英国に本社を置くアバディーン・アセットマネジメントがそれだ。日本に拠点を置き企業を積極的にリサーチしながらも、弱気姿勢を続けている。こうした投資家の声を、経営者が真剣に受け止めてみることも大切だろう。
同社は日本での知名度は低いが、独立系資産運用会社として世界の大手の一角を占める。2005年にドイツ銀行、08年にクレディ・スイス、10年にロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)からそれぞれ資産運用部門を買収し、規模を急拡大させてきた。運用残高は約23兆円で、野村アセットマネジメントとほぼ同水準。特にアジアに力を入れており、約6兆円を投資している。
シンガポール拠点で同社の株式運用部門を統括するヒュー・ヤング氏は、アジア株ファンドの運用を始めてから23年間ずっと日本株をベンチマークであるMSCIアジア太平洋株価指数と比べてアンダーウエートにしてきた。「キヤノンなど一部の優良企業を除くと、日本の大部分の企業は魅力が乏しい」からだ。同社は個別企業訪問を繰り返して投資先を絞り込むボトムアップ型運用を採用している。成長性や経営者の資質、財務の健全性や透明性、少数株主の取り扱いなどの条件をクリアした企業でかつ株価が割安な企業だけが投資対象となる。
同氏の不満は「日本企業は社会主義的な面が強く、収益追求よりも雇用確保を優先している。財務体質は健全だが、必ずしも株主が大事にされていない」ことだ。優良企業として挙げるのはシンガポール航空や台湾積体電路製造(TSMC)など優れた収益力とコーポレート・ガバナンス(企業統治)を兼ね備えたグローバル企業。同社は運用成績を開示していないが、過去23年間の日経平均株価の騰落率(約44%の下落)を考えると、バブル期を除いてベンチマークを大きく上回っているとみられる。
同社は08年には三菱UFJ信託銀行と資本・業務提携するなど、日本市場重視を鮮明にしている。06年の東京拠点開設時6人しかいなかった社員数は40人弱に拡大。ファンドマネジャーが積極的に企業訪問を繰り返しているが、それでも「株主重視の企業を発掘するのが困難」(同氏)というのだ。
かつて米国、欧州と並ぶ主要国との位置付けだった日本株は、現在では急成長するアジア新興国株にその地位を奪われつつある。グローバルな投資家は、先進国のみを投資対象としたMSCI世界株指数をベンチマークに使うことが多いが、「より高い成長を求めて中国など新興国を含む株価指数採用を検討する動きが出ている」(米系証券ストラテジスト)という。例えば新興国も含むMSCIオールカントリー世界株指数は日本株の構成比率が9.24%(2月8日時点)しかない。MSCI世界株指数は10.58%あるだけに、ベンチマークの変更は日本株に膨大な売り圧力をもたらしかねない。
08年の金融危機をきっかけに株主重視経営への批判が強まっている。とはいえ、現実には持ち合い株式の削減が進むなかで、リスクマネーの主たる供給者である株式投資家の重要性は増す一方だ。経営者は株価低迷を嘆く前に、投資家に「なぜ当社の株を買わないのか」と問いかけて、問題点を直視してみてはどうか。
(日本株に23年間弱気な英大手投資家の言い分)より転載
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これを見て、ならどうせよと言いたい?
具体的に何も産まないだろう。
と言ってしまう。
地域貢献と優待制度とネットでのアピールが一番。
バーナー広告をもっと増やすべきでしょう。
PCと携帯時代ですもっとも効果的ですね。
おはようございます♪
海外投資家(特に欧州)の方は運用金額が多いんですが、まだ考え方が古い人が多いんじゃないかな?ってふと思いました。
でもこういう方達が未だに世の中の流れ(の一部)を作り出しているんだな~って言うのも実感しましたので今日は記事として紹介しました。
もしかしたら、日本企業同様、われわれ個人投資家も新しい風が出てくるまでの間、今は耐える時期なのかもしれませんね^^;
(*゜_っ゜)ノ゙お はよ♪。。。
まあ、【日本式株式会社】は、
=時代遅れだ!!!=という思いに終始しているのでしょう。。。
確かに、弊害はあります↓
[雑文]日本的経営が社畜を生んだ理由
http://d.hatena.ne.jp/elm200/20090711/1247288309#c
しかし、あまり↑では、書かれていませんが
【終身雇用制】が、あったからこそ、
日本企業が伸びてきた。。。という面もあると思います。。。
いまもそれで伸びている会社もあるようですが、、、
(あまり、詳しくないので
m(。゜д`。)m申し訳ねっすぅ)
とくに、【基礎研究】等をしている会社では、
【成果主義】では、画期的な物は作れないとか。。。
(最近有名なトレハロースを生み出した株式会社 林原(はやしばら)等はその典型的な会社なのではと。。。
縁故採用に肯定的な企業であり、また積極的に雇用していることで地元岡山では有名である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%97%E5%8E%9F%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97
)
しかし、多くの企業では、
[雑文]日本的経営が社畜を生んだ理由で懸かれいるように
【目的があいまい、責任担当が判りにくい、ゴールが不確か】だという事で
何にか問題があれば
【責任のなすりあい】に終始するという事も起こるのでしょう。。
(地域に貢献する・地域と一体になって発展する会社という視点が、欠如している結果なのかもしれませんが。。。?)
その点【株式投資家の重要性】という視点を入れる必要もあるのかとは思いますが。。。
それが、できる【風土】かと。。。
とくに現在の政権が=社会主義的な政策=をするという事で
歓迎され政権を取ったという事は、
それを受け入れる素地が、ないのかもしれません。。。
こんにちわ^^
あたちが今回警鐘したかったのは、日本の企業は今後「ガラパゴス化」しないようにして欲しいと言うこと(願い)なの♪
その過程はどうあれ結果的に、みんなが幸せになるように経営活動をしないと50年も持たない間に会社は倒産してしまうと思うんじょ♪
日本企業は利益よりも取引相手の信頼をえることに重視をおいてしまう面もあるからね~
欧米企業みたっく、ドライではないので、収益にならないことでも将来をみて、信頼関係をきづくことを第一とする、、、
ドバイでの日揮の話とか、ほんと泣ける><
あれ、欧米企業だったら、ドバイヤバイ!の時点でほっぽってただろ~
最近、=ガラパゴス化=とよく言われるようになりました。。。
とくに日本の携帯電話は、あまりに【高機能】のうえに
価格が高いために、海外では、普及していないのだとか。。。
しかし、中国でも、富裕層では、=日本の携帯電話=が
人気があるという事も耳にしたりして。。。
まだ、世界が=日本の基準に追い付いていないだけ。。。=
という見方もできるのでしょうか。。。?
「ガラパゴス化」とは悪いことなのか
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20090512/329785/
↑で書かれているように、
ちなみに,ガラパゴスには「よいガラパゴス」と「悪いガラパゴス」があるのだという。現状はローカルな技術であっても,グローバル展開できるような技術革新を遂げてきたかどうかが境目になるらしい。
という事に尽きるのでしょうが。。。
あとは、どう、宣伝、アピールする能力
そして、【批判】に対しては、
=反論=していく開き直り?と言う物が必要なのかもしれません。。。?
こんにちゃ♪
>>ドバイでの日揮の話とか、ほんと泣ける><
ドバイの話は、すんごーーく長い目で見たらプラスマイナス0だと思うんじょ♪
>>信頼関係をきづくことを第一とする、、、
これも大事だと思う!
また、「信頼関係にひびが入ったら」いかに早く修復するかもポイントだと思うんじょ♪
今回のトヨタの対応がその試金石なのかもしれないね^^
再び^^
>>ガラパゴスには「よいガラパゴス」と「悪いガラパゴス」
なるほど。これは初めて聞きました♪
いい勉強になりました。ありがと♪