昨日、91円台後半になったドル/円相場ですが、心配されている方が多いかと思います。
菅財務相のタイミングの悪い不適切な発言や、1/8(金)に発表された米雇用統計の「悪い数字」が影響していると考えています。
菅財務相は、為替について弱い様子です。あまり反省していないところを見ると、素人です。為替相場参加者にとって、迷惑な発言でした。
さて、今後のドル/円ですが、91円台でサポートしていますが、これを割ると円高に進む可能性があるので警戒が必要です。
今週は、ドル安/円高の方向に進みそうです。
ただし、米国経済は着実に良くなっています。2月に発表される米雇用統計に期待しています。
一旦、90円台に進むかもしれませんが、1月の第5週から、良い米雇用統計発表を期待した動き(ドル高/円安)になると考えています。
なお、ドル/円の私の目処は96円でしたが、95円に訂正します。これは菅財務相の発言が影響しています。菅財務相が95円が適正水準と発言したため、96円以上円安になりにくくなりました。
つまり、菅財務相の発言は、円高への口先介入をしてしまいました(たぶん本人は円安に誘導したと考えています)。