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憲法改正は国の在り方の議論から…

 鳩山首相は憲法改正について「心の中に、ベストな国の在り方のための憲法を作りたい気持ちはある。議論することは議会人としての責務ではないか」と語った。国民も新しい21世紀にふさわしい憲法が持てるようにこの議論に加わっていきたい。

 護憲派は常に、日本国憲法は最高のものでこれを改正することに何が何でも反対する。それがベストと信じているのなら、そういう主張があっても一向かまわないが、1946年に公布され、翌年5月3日に施行されたわが国の憲法は74年間の長きに亘って全く手直しされていないので、発布当時と世界の政治情勢、地球環境は様変わりしている現状から見ると、間尺にあわない条項も多い。それを後生大事に守り続けることは、国防や国際貢献のあり方、地方自治の新しいあり方などに眼をつぶって生きて行くことを意味する。一市民として考えてみたい。

 わが国の憲法は世界約180の成典憲法中古いほうから13番目である。また、わが国より古い憲法を持つ国はすべて何回も改正をしている。これは世界中を見回してもきわめて異例で、国民の怠慢(先延ばし)と思う。

 特に世界の国々の憲法に取り入れられている事項で日本国憲法に規定されていない以下の項目は大問題と認識している。

(1)政党:
 議会政治は議会と有権者をつなぐ正当を抜きにして考えられない。多くの国の憲法は「政党の役割」、「政党活動の自由と限界」などを定めている。
→ 国民に政治的議論をするベースとなる考え方をきっちり規定することはよいことと思う。

(2)憲法裁判所:
 わが国は何か不都合が生じた時に初めて違憲審査権を行使できるが、これでは後の祭りになる。法令ができた段階ですぐに違憲審査権を行使できる憲法裁判所を設けるのが世界的趨勢である。
→ この間、大阪高裁で一票の格差に違憲判決がでたが、これを改善されるのは最高裁の判断(これがまた遅いし、時の政府に迎合的判断をする傾向が強い)を待たねばならないし、まだまだ山あり谷ありだ。

(3)非常事態対処:各国には当然のこととして備わっている規定である。これが如何に大事なことか、次の言葉をよく噛みしめたい。
「憲法が危機を克服するための配慮をしていない時は、責任ある国家機関は、決定的瞬間において憲法を無視する態度にでるほかにすべはない」
→ 国民に隠して密約をするなどあってはならないことが過去に行われていたことが明らかになりつつあるが、これら非常事態に対する考え方からきている。責任ある政府なら現憲法では国土、国民の生命と財産を守ることはできない。


 護憲派は後ろ向きの議論ばかりしていないで、前を向いた議論にそろそろ参加してもいいのではないか。

(注)西修著「ここがヘンだよ! 日本国憲法」を参考にしました。
 
 次回は皇室について書きます。
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