イオンの投資抑制等の影響でショッピングセンター開業が35％減

[TAROSSAさん]

日本ショッピングセンター（ＳＣ）協会によると、2009年のＳＣ開業数が前年より35％少ない57カ所になるそうです。
高水準で出店していたイオンの投資抑制や郊外での大型店の出店規制などが影響し、2001年以来の落ち込みとなるそうです。
2007年秋に延べ床面積１万平方メートル超の郊外出店を規制する「改正まちづくり３法」が完全施行され、2008年は規制前に計画した施設の開業で大きく減らなかったが、今年はその影響を受けたようです。
ここ数年20店強出店していたイオングループは業績悪化も重なり新規投資を抑えたため、今年は2008年より13カ所少ない10カ所にしたことも響いたようです。
今年10月の既存ＳＣ売上高は前年同月比7.6％減と14カ月連続で前年割れとなっており、イオンだけでなく、デベロッパーや入居するテナントも投資に慎重で、日本ＳＣ協会は「10年は開業数がさらに減る」とみているようです。

なかなか上向きにならないようですね。