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【KYB】中国を除く建機向け及び二輪向け回復がまだ弱い…

中国を除く建機向け及び二輪向け回復がまだ弱い

<市場平均を上回る株価展開は当面期待し難い>
(1)最終赤字見込みを勘案した10年3月末TIW予想PBRが0.76倍となる、(2)四輪用ショックアブソーバ(SA)牽引により業績が回復局面にある、などを踏まえると株価は大底値圏と考える。ただし、回復段階に入ったとはいえ、通期営業赤字見込みで回復の出遅れ感は否めない。背景には建設機械(以下建機)向け回復の中国への偏り、二輪向けが弱い、などがあり、世界景気回復と相俟って主力の一つ建機向け回復感が更に増すまでは市場平均を上回る株価展開を予想し難い。

<上期は四輪向けが牽引、後半建機向けも持ち直す>
10/3月期上期(4-9月)は前年同期比44%減収、営業利益▲29億円となったが、2Q(7-9月)は営業利益1億円で着地。在庫調整と主要取引先ヤマハ発動機(7272)不振で建機向け油圧機器や二輪用SAは計画割れと厳しかったが、主力四輪用SAや油圧機器が戻り歩調となったこと及び固定費削減が進捗したことが僅かだが2Q黒字化の背景。取引先在庫調整が終わり、中国向けへの偏りはあるが、後半建機用も回復模様となり、原価低減活動なども相俟っての収益見通し改善から同社は通期計画を営業利益で期初の▲80億円→▲10億円へ上方修正。また売上計画は従来から四輪向けを増やす一方、建機・二輪向けを減らし70億円積み増した。二輪や建機用製造販売子会社リストラなどにより最終段階の赤字は拡大の見込み。TIWは四輪向け中心に上ぶれ余地ありと考え同社計画を上回る着地を予想。公的購買支援終了後の四輪生産急失速、原材料価格再上昇、円高基調長期化、などがリスク要因。(高田 悟)

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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