円高で日銀も赤字に転落です。
某財務大臣の円高で内需拡大が虚しく聞こえますね。
円高容認発言している場合ではないでしょうに。
それにしても、
>米国債など外貨建て資産の価値が減り、外国為替関係損益は3038億円の赤字になった。
額が凄すぎるわ。
結果論ですが、日銀の総裁は武藤さんがしていれば、若干状況は変わっていたのかなと思うと、政局だけで日銀総裁のイスを空にした挙句、無能な総裁を押し付けたミンス党には腹が立って仕方がありません。
日銀にも円高直撃、6年ぶり経常赤字 09年度上期決算
http://www.asahi.com/business/update/1127/TKY200911270462.html
日本銀行が発表した09年度上半期決算は、円高や政策金利の引き下げの影響で、経常損益は104億円の赤字となった。前年同期は5685億円の黒字で、半期の経常赤字は03年度上半期以来、6年ぶり。
最終利益に当たる当期剰余金も同4564億円の黒字から121億円の赤字に。剰余金から法定準備金や出資者への配当を差し引いた残りを国庫に納める決まりになっており、下半期の業績次第では前期に2552億円を納めた国庫納付金が大きく減ったり、ゼロになったりする可能性がある。
円ドル相場がこの半年で9円10銭も円高に振れたことから、米国債など外貨建て資産の価値が減り、外国為替関係損益は3038億円の赤字になった。金融機関向けの資金供給によって得られる利息収入が昨秋以降の2度の利下げで減ったほか、保有する国債の運用利回りが低下。基本業務による収入(経常収入)は4263億円と前年同期比18.4%減った。
さらに金融危機による株安で、銀行から買い取った株式による運用益が67億円と同92.8%減ったことも響いた。