収穫したその年の11月に飲むフランス産赤ワイン
の新酒「ボージョレ・ヌーボー」秋の風物詩として
世界中で人気を呼んでいますが、毎年解禁日は11月
の第3木曜日で、昨日から解禁となりました
昨今のワインブームは、ワインが身体にいいという
通説も影響しているようですが、本当にワインは身体
に良いのでしょうか調べてみますと、赤ワインに含
まれているタンニンは、アルコールの吸収・排出を助
けるプロシアニドールという成分を有しており、動脈
を保護し、コレステロールを取りのぞく作用があるそ
うです
フランス人が肉食中心の食生活に比して心臓病によ
る死亡率が少ないのは、赤ワインを飲んでいるからで
あるという説も発表されています。また白ワインには、
強い殺菌効果があることが分かっています。ワインに
はミネラルも多く含まれているので、新陳代謝を促し、
体調を維持するのに役立つようです。またワインの酸
度は胃液の酸度に近く、消化を促進する作用があり、
食欲の増進をも促すといいます
こうして、ワインには、体に良い要素がいくつもあ
るようですが、肝心なのは、ワインは食事と一緒に飲
むものだということです。食事のときにワインを適量
飲むことによって、お腹のなかで肉や魚類とうまく調
和し、体を弱アルカリ性の方向に導いてくれるのです。
適度にワインを楽しむことができれば、心身ともに健
康の維持に役立つことは確かなようです