ステーキのどん 8216が株主優待制度を
中止すると発表しました。
年2回、1000株以上所有の株主に対し、
株主優待券として一律500円×24枚の
食事券を贈呈していたがそれを辞めるそうです。
これを受けてストップ安となりましたが、同社の
業績を見てみると赤字体質、利益余剰金もマイナスで
有利子負債もかなりあります。
典型的なアブナイ会社ですが、親会社が吉野家 9861
ということで保有メリットがあったのでしょうか。
吉野家は他にも京樽 8187、はなまるうどんなど
外食チェーンを積極的に買収していますが、結果は
イマイチどころかパッとしません。
株価チャートはどれも右肩下がりですし、買収後も
目立った運営方針の変化も感じません。
メディアには色々と登場しているようですが、
やっていることは株主の資本、資金を無駄に使い、
恩を仇にしていると思うのは私だけでしょうか?
普通ならば株主イコール顧客層となっていると
考えるはずですし、今日の発表がどんな結果を
もたらすかわかっているはずです。
吉野家はそれをあえてやる、ということは、株主を
重視する会社ではないことが明白となったわけです。
本家吉野家をチェックしてみると、PBRは1倍
割れですが、PERは何と300倍を超えています!
来期の利益予想で計算してもPERは80倍ですから
さすがにこれは高すぎます。
誰が買っているか知りませんが、本来価値は今の
数分の1ぐらいではないでしょうか?
ホルダーの方は、この発表をよく考えてみるべきです。
http://saig.livedoor.biz/archives/1592879.html