今週のシナリオ

[商品王さん]

11/16(月)～11/20(金)のシナリオを書きます。

【米国株式シナリオ】
米国株式は、上昇トレンドを継続中と予想します。多少の上下はあると思いますが、トレンドは上です。
　なお、今週は、良い米経済指標が発表される週です。上昇がめざせるのですが、利食い売りが出やすい週とも考えています。

【日本株式シナリオ】
さて、最近、米国株式とあまり連動しない日本株式ですが、今週も望めません。相場の主体である外資系の資金が欧州へ向かっているからです。そろそろ、ユーロ高は一服すると考えていますが、すぐには、日本へは戻りません。12月相場(12月第1週～)では期待できると考えています。

今週も、薄商いの中、持ち合い相場が続きそうです。


●11/16(月)
(日本)
寄り前に7-9月期ＧＤＰ1次速報が発表される。市場予想は2.9％で、もともと高めに予想されている。
もともと高めに予想されているため、3.0％以上でポジティブ・サプライズである。2.5％ 以下でネガティブ・サプライズである。

ただし、日本株式が反応するのかが問題である。

(米国)
米10月小売売上高
市場予想は0.9％。クリスマス商戦を占う面で、重要な経済指数になる。今週、一番、注目される指数である。良い数字に期待します。

11月ニューヨーク連銀業況指数
10月は34.57で、今回の市場予想は29.50で悪い数字が予想されている。だからこそ、ポジティブ・サプライズが期待できる。

すべては、米10月小売売上高で決まる。良い数字であれば上昇。悪い数字であれば下落。これで、今週の方向性が決まる。

●11/17(火)
(日本)
昨日の米国株式を引き継ぐ動きになると考えています。

(米国)
10月生産者物価指数
市場予想は前月比＋0.5％。市場予想通りと考えていますが、上昇する可能性はあります。

10月鉱工業生産・設備稼働率
市場予想
鉱工業生産＋0.4％
設備稼働率70.8％
こちらも、。市場予想通りと予想しています。

米経済指標は市場予想通りである。中立であるが、下落する可能性が高い。

●11/18(水)
(日本)
昨日の米国株式を引き継ぐ動きになると考えています。

(米国)
10月住宅着工・住宅着工許可件数
市場予想は
1住宅着工件数　59.7万戸
住宅着工許可件数　58万戸
市場予想では、小幅増が予想されているが、ただし、ネガティブ・サプライズが出やすい指標であるので、警戒が必要だ。

私はネガティブ・サプライズを予想。米国株式は下落を予想します。

●11/19(木)
(日本)
昨日の米国株式を引き継ぐ動きになると考えています。

(米国)
11月フィラデルフィア連銀業況指数
市場予想は12.0。良い数字が期待できる。



●11/20(金)
(日本)
日銀政策金利発表
引き続き金利政策には変更はないと思います。
昨日の米国株式を引き継ぐ動きになると考えています。

(米国)
特に重要な経済指標はない。


【私の戦略】
先々週、先週に購入した日経ＥＴＦ・ｅワラント、原油ＥＴＦ・ｅワラントを持越ししています。
儲けはありませんが、だからといって大きな損失はありません。

いったん、すべてロスカットして、12月相場で勝負するのか、それとも、さらにナンピン買いをして12月相場で勝負するのかを検討中。

今週月曜日に方向性が出ると考えています。