ソニーが安い・上方修正も材料出尽くし感

[agawaさん]

ソニー（６７５８）は３０日引け後、第２四半期の決算（米国会計基準）を発表すると同時に、通期の業績予想を修正した。１０年３月通期の連結営業損益は６００億円の赤字予想（前回予想１１００億円の赤字、前期２２７７億円の赤字）。連結純損益は９５０億円の赤字予想（前回予想１２００億円の赤字、前期９８９億円の赤字）。

１０年３月期の営業利益は６００億円の赤字予想（従来予想１１００億円の赤字）に上方修正されたが、アナリストによる予想の平均は５６１億円の赤字だったこともあり、上方修正が材料出尽くしと受け取られているようだ。

上方修正の主な要因は４点。
１. コンスーマープロダクツ＆デバイス分野の通期の営業損益が７月時点の想定を上回る見込みであること。
２. 金融分野の第２四半期の営業利益が７月時点の想定を上回ったこと。
３. 構造改革費用の計上見込み額を７月時点の想定から約２００億円増額したこと。
４. ソニー・エリクソン・モバイル・コミュニケーションズの業績を含む持分法による投資損失の見通しを約１００億円増額し、約４００億円に修正したこと。

ソニーの株価は１０時６分現在２６３５円（▼１５０円）。
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