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【ホンダ】通期計画を上方修正、前期から増益を見込むポジティ…
通期計画を上方修正、前期から増益を見込むポジティブな内容と言えよう
<株価強含みを見込む>
株価は8月10日の年初来高値3,230円を視野に強含みとなろう。(1)10/3期は前期から増益見込みとなった、(2)ピーク時から大幅円高、台数減の中でも利益が生めるまで体質改善が図られている、(3)高い環境技術に加え二輪を活かした新興国展開を背景に中期的成長が期待できる、などがその理由である。
<通期計画を再度上方修正>
10/3期上期(4-9月)は前年同期比29%減収ながら営業利益は計画▲100億円を上回る907億円の黒字で着地。業績は09/3期4Q(1-3月)を底に急回復しており、1Q(4-6月)は二輪と金融が支えたが、2Q(7-9月)のみではアジアや国内環境対応車堅調により主力四輪事業が黒字化したことが注目される。同社は対米ドルでの下期(10-3月)為替前提を円高(従来90円→85円)方向へ修正しつつも、売上計画を10万台強上乗せし通期計画を営業利益で従来比1,200億円上方修正。
<逆風の中での体質強化が評価される>
修正計画では通期四輪売上台数は340万台、平均為替レート1米ドル90円前提で黒字を見込む。ピーク時から台数は約50万台減、為替は20円超円高でも利益が見込めるまで体質強化が進んだことは評価されよう。今後米国四輪の回復、小型車での採算改善などが加われば一段の業績伸長が見込めよう。更なる円高、公的販売支援の大幅な反動、などがリスク要因。
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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