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頭が重い

21日の日経平均は、10333.39(-3.45)昨日に続いて極端な小動き。雲の中、基準線の上、転換線の上を保っていはいるが、上値が重い。遅行線が転換線に衝突しており、MACDもゼロラインに到達しており、抵抗帯に遭遇しているようだ。ボリンジャーはあいかわらずプラスσにとどかずに、バンドがやや内側にちぢみはじめており、RCIも天井に届いている。週足は転換線をこしてきたものの、遅行線が雲の下限と衝突。ボリンジャーはTP近辺でバンドが狭まりつつあり、RCIも下降中。月足は先日も書いたように、転換線の上だがボリンジャーはプラスσをきってきており、RCIは明らかに天井をうって下降している。どうもいずれもあまり有望なサインではない。


ダウは9949.36(-92.12)と10000ドルを割り込んだ。転換線9774を維持しており、ボリンジャーはまだプラスσを保っておりバンドもひろがっているものの、日足のRCI、MACDが頭を打ちつつある。週足は雲の上、転換線の上だが、転換線が雲の上限と衝突する水準に近づき、遅行線も雲の下限にぶつかるところにきており、抵抗帯にぶつかっている印象だ。週足ボリンジャーはプラスシグマを維持しているが、RCIは微妙に下げつつある。月足をみると、基準線10334まで到達していないことろで、遅行線が雲の上限と衝突しているところきている。月足のボリンジャーはなおプラスσを維持しているので、長期的にはリバウンドの局面ではあるが、抵抗に遭遇しているところではないか。


ドル円は90.99.なんとか基準線90.29を維持しているがまだプラスσにはとどいていない。週足はなお転換線91.54も回復できていないし、ボリンジャーもマイナスσ近辺。なかなか中期円高トレンドを転換できないというところである。

さて、ダウは企業決算をうけて上昇してきたが、上昇基調はかわらないものの、中期ー長期的な抵抗帯にあっているようだ。東京はドル円の円高トレンドがなかなか転換できないために、もっと頭が重い。ダウをおいかける勢いは今のところでてきていない。おいかける体制ができるまえに、ダウのほうが息切れしないか、心配だ。
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