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企業の資金需要が弱めに推移しているため?
日銀が本日発表した9月の貸出・資金吸収動向速報によると、全国の銀行の貸出残高は前年同月比1.7%増の401兆9935億円となったそうです。
貸出残高は増加していますが、伸び率が鈍化していることについて、日銀は「企業の設備投資などの資金需要が弱めに推移しているため」と説明しています。
このコメントには、日銀さん、本当?と首を傾げたくなります。
私のお付き合いしている中小企業のほとんどは、資金繰りや新規開発投資資金獲得のため、必死で銀行と交渉を続けています。
借りたくても貸してくれない、という状況が深刻になってきています。
日銀の言うような、資金需要がない、などとは全く逆の状況です。
銀行も生き残らなければなりませんので、将来性が危惧される企業へは貸したくないというのも分かります。
日銀や政府は、貸し渋りは起きていない、などと言わず、貸出残高増加の鈍化は、銀行の貸出姿勢が厳しくなったからと事実を伝えるようにしてもらいたいです。
>このコメントには、日銀さん、本当?と首を傾げたくなります。
この記事は私も「ん??」と思いました(^^ゞ
>貸出残高増加の鈍化は、銀行の貸出姿勢が厳しくなったからと事実を伝えるようにしてもらいたいです。
そうですねぇ、、、
こういうのが事実として現れるときには
もう遅いということが多いですもんねぇ(-_-;)
いい技術を持った、これから成長しようとする企業ほど、資金繰りに苦しんでいます。
せっかく製品化にメドが付いたのに、設備投資資金がないという状態に陥っています。
すでに支払いができなくなっている企業も多いので、大変なことになる前に何とかしてもらいたいです。