ドル円の週足チャートに、21週移動平均線とボリンジャーバンド（±1σ、±2σ）を表示させています。週末なので、今日の動きによって、最後のローソク足が決まります。上昇することもできた展開でしたが、結局昨日までに先週分の上昇を打ち消すほどの下落を見せてしまいました。こうなると、移動平均線の傾きも緩やかに下向くことになりそうで、今後発生するトレンドが、6:4で下落という見方になりつつあります。今週確定するだろう陰線を、押し目として認識するかどうかは、実に難しいところです。一応サポートラインを割ってはいませんので、もう少し様子を見てから大局観を修正すればよいでしょう。今のところは行ったり来たりのレンジ相場であり、90円台の枠からはみ出さないようですので。トレンド追随も、週足にまで拡大して考えるのではなく、日足、もしくは時間足程度で遊んでいたほうが賢いかもしれません。
